2010/03/08
アングラだろうが、翻訳劇だろうが、リアリズムなのだ。

チラシ入稿、頼りになる友、時間通りに入稿してくれた。ピンター稽古は少し拝見できた。「恋人」が俄然面白くなった。こういう時は、役者心理も混ざってほっとして、欲が出るね。初日が楽しみ。それまで、コツコツとね。
「コレクション」はどんどん埋まっている印象。4人の登場人物の機微、さすが吉岩演出。日々、学ぶ。
あたしは開かれた稽古場へ走る。参加者2名、見学2名。このところ、個人稽古や自主稽古のようなこの稽古場ではあるが、これでいいのだ。今日は先日久しぶ りの舞台を終えた女優の参加。舞台の感想に「日常訓練もした方がいいね」と書いたら、すぐに反応しての参加。ムラはあるけれど、打てば響くこの感じが彼女 に信頼をおける理由でもある。
駄目だしをしながら、繰り返したので、稽古内容だけ印す。
発声、声の増殖、それに伴う身体での表現。Mケル、バラバラなので、少し振付てみる。けれど、独創性がほしい。感情連動。深い哀しみから強い怒りまでの動線を指定して、佇み、号泣まで。
Mケル、少しずつ心が動くようにはなったが、まだまだの集中力、K室は感情の発火が遅い。スイッチがすぐに入るように習慣づけたい。やはり、積み重ねしかないよね。
あたしの求める号泣、まだ遠いなあ。
発狂。泥酔。泥酔のシーン作り。酔ったときの歩き。こればかりアドバイスして、実践している。早く出来るようになって下さい。
K室、感性の面白さが表現できていかない。訓練不足。
日常会話の台詞術。
以上。

リアリズムって、あたしは、観客が「信じられること」と括っている。