2010/04/26
唯一無二の役者になるために。

月曜日の開かれた稽古場は山田ジャパンの松本渉の個人稽古になった。見学2名。これまで日常訓練を根気よく積み重ねた成果が出ている。
さらに細かい稽古により、確実に細部を確認する稽古とした。
お願いとダメだしをしながら、稽古を2時間進めたので、課題のみ記して、稽古報告とする。
★5つの感情の連続表現のための課題。
深い哀しみ、強い怒り、殺意、殺意の結果としての感情、混沌。
最終的に発狂、狂気まで到達したい課題として。
感情のスイッチのみの表現から表現することを加えた表現さらに感情のみを規則的動作のみで表現するまで。
★シーン作り3作
笑いのシーン、死のシーン、奇妙な部屋。
★感情の5段階
反応する相手役に対して、感情を5段階に切り替えていく。
★台詞 ハロルド・ピンター「恋人」抜粋
以上。
感情の動線と身体の自由との関連、さらに問題点。相手に感情を投げることと反応の問題点。台詞、発声の問題点。
さらに細かい稽古を続けてほしい。
そして、かならず唯一無二の役者になってほしい。

経験値は問わないが、経験値謂わば役者としての訓練の経験値は終わりなく積み重ねるべきだと想う。
かなり高度な課題も提出できるので、いつでも挑戦も受ける。
挑んで唸らせてほしい。どうぞ、役者さんのハードルを上げて下さい。
いつでも参加大歓迎。
さらに稽古は続けます。