2010/08/23
ピンター稽古稽古稽古は続く日々。日常訓練忘れずに。

連日の猛暑、それでも早朝には少し秋の気配がする。空も少し秋の様相になる。
ハロルド・ピンター連続上演9「レヴュー・スケッチ集」「パーティの時間」の稽古の日々なのだ。しかし、ここで問題なのは、レヴュー・スケッチ集は8本の 短編集だということだ。パーティとともに9本の稽古なので、稽古のない稽古日が続いている。自主稽古を続けているとあたしの世界にはまり込んで、気付けば 数時間が経っていることも朝がきてしまうこともが繰り返されると、急にこれでいいのかと猛烈な不安が襲ってくる。しばらく、俯瞰してみようと想うのだが、 電車に乗っても食事をしていても散歩をしていても作品が頭から離れていかない。毎日稽古がしたいよ。
そんな中の開かれた稽古場。リアリズムを感情を訴えてきた。これからは、そこに表現すること、どう魅せていくかということをやっていきたい。
参加者3名とこじんまりだったので、それぞれの役者のための課題を創っていく。ダメだし、繰り返しをした稽古だったので、稽古動画アップと稽古内容を記す。
歩行から声の確認、声の拡声による反応、シーン創り。トータル3本。音あり。身体表現含む。
恐怖という感情。
壁。これは極限の実感と感情変化。
情欲の表現。情欲の共有。
台詞。ピンター 夜。
台詞による表現。
相関図。2本。
積み重ねることで自由になり、積み重ねることで技術を持ち、積み重ねることで魅力的になる。
少しずつ螺旋階段を昇る役者それぞれが愉しみである。
以上。
★これからは観客を想定して創る部分を増やす。今回の動画も何本か繰り返し、よい成果を見せた1本なので、忌憚ない感想をいただけると嬉しいし、
役者たちも励みになるだろうと想う。よろしくね。