2010/10/18
今週のいろいろ

週の月曜日も開かれた稽古場から。常連メンバーが皆本番中で時間ができるとコツコツと稽古場に通ってくるHでだけの参加だったので、ひとつひとつの課題を 丁寧に進めた。感情を動かすこと、そして、今回の課題はそれを表現すること、あるいは劇的にシーンを創ること。ダメを出すと一気によくなる。身体能力だけ ではなく、勘がいい。ひとりでシーンを創らせてみると荒削りであり、想像力が日常的過ぎるので、そのあたりから一緒に話もする。想像力は自由自在なのだか ら、もっともっと未だ観ぬものがみてみたいのだ。観客を驚かすのだ。度肝を抜くのだ。豊かな想像力でそれは叶うはずだ。今回掴んだものを手放さないこと。
友人の公演、彼女がさまざまな想いを込めてこの1年温めた企画がある。以前の日記に書いたが、今年は役者稼業を極めてみたいと想い、本当はこれに出演し、 制作をする案もありつつ、消えてしまった。だけど、ずっと見守っている。どうか、いい公演になってほしいとそんなことを考えた今週。
そして、今日は山田ジャパンの初日に行く。
日常訓練の稽古場で重ねたことがなぜできない。心がざわつく。とてもざわつく。でも、それは今、心の中で留めなければならない。
心を、感情を動かしていること、それは、決して「何もしない」ことではないだろうて。必死で必死で役を演じている横内亜弓さんには好感が持てた。
明日から千穐楽までに埋まっていないところを必死で埋めてほしい。松本くん。
芝居以外のことは適材適所のスタッフに任せて。貴方は芝居を愉しむべし。

ピンターの基金書類は先生担当、とは言え、これが終わるまではあたしも臨戦態勢だ。最後の必要書類を仕上げた。

コツコツと稽古は重ねてほしい。
ここにせっかく通っていて、少し出来るようになったら、続けてほしい。
それぞれのペースでいいのだから。
第132回開かれた稽古場参加どうぞ。
まだまだ、己はまだまだと一生修行だ。