2011/07/04
演劇で革命は起こせるか!

もうすぐ396歳になる。というわけで、先週はあたしの中で気が動きまくって暴れた。開かれた稽古場では、また1本、作品創りに挑む。どんどん。これでもかとやっていこうと想っているから。
「檻」作・演出 森島朋美/出演 松本渉・雷音・マイケル・うみ
音 DubMasterX製作
箱に閉じこめられる・箱に閉じこめられる・箱に閉じこめられる・箱に閉じこめられる・箱に閉じこめられる 同時多発
壁が迫ってくる。そして、閉じこめられる。10年の歳月が流れる。
壁が迫り来る。
いきなり、床が抜ける。落ちる、落ちる、落ちる。
そこは土の中だと気付く。

地上に出るために土中で足掻く。

地面から頭が、顔が出る。

激しい痛み。

死。

無音。

明かりどんどん明るくなり、いきなり、暗転。
松本とらいおんは急速の進歩である。独自の発想、共存。ときおりかかるストッパーが外れる日が愉しみである。
Mケルはまだまだ集中力が必要。Uみは稽古をするモチベーションを持てなければ、参加の意味がないのではないか?
開かれた稽古場は開かれているからこそ、それは非常に不自由な稽古場であるということ。そこで自由を探るという事だ、と叫びたい。

続いて、抉る。動きを指定して始めるが、できない。この課題は鍛錬が必要という結果。
Uみを引き出すために課題。心身がまったく反応しない。これでは、芝居以前。
以上。今後も鋭い切り込みをして、あたしらしい、役者たちらしい、演劇らしい作品創りに挑む。演劇で革命を起こす。

今週は家族のような人が病床に伏して、心配でたまらなかった。昨日久しぶりに電話で話す。なんとも言えない安堵を感じる。快復を祈る。