2014/10/6
台風が去り、青空。夕方のうろこ雲と夕焼けを見上げ乍ら、稽古場へ。稽古の募集記事にも書いた通り、今月は参加メンバーの公演月間、稽古月間なので、少数精鋭の稽古ができる。参加の連絡がきたので、今回は悠平のワンツーマンの稽古にした。以前、2年近く前にやはりマンツーマンで創った松本渉のひとり芝居をプリントアウトして、悠平のために持っていく。
松本が実に刮目の出来で嗚咽が止まらなくなった作品である。今回はそれはあとで種明かしするとしてここに記すが、悠平も実に伸び伸びと良い仕上がりになった。身体表現のさらなるお願いもしつつ、返し稽古もし乍ら創った。
今回はマンツーマンの秘密稽古なので、詳細は割愛して、稽古内容のみ記す。
まず、「歩くからの身体表現」心を動かして音と共存しながら、身体表現に変えていく課題。感情は「怒り」と「哀しみ」
その後は「歪の果てに見た景色」でひとり芝居。後半は放射能に塗れていく将来を暗示した「真夜中の動物園、天から降るのは金平糖」を創った。
2本目は悠平も2度目の作品なので、細かい点に拘り、創った。言葉をしっかり、主張をはっきり観客席に置いて届けるための発語等アドバイス。身体表現の在り方を軸としてもうひとつはっきりした物語を伝えてほしい旨等、アドバイス。帰路、これは是非公演したい作品と音のDub氏と話す。Dubさんは好きな作品だそうだ。
今回の稽古日記はこのへんで。時には秘密の密な稽古もあるのだ。笑。
今月は濃い稽古ができると想うので、我こそはの1000本ノックを希望の方はよいチャンスかも。前からも後ろからも横からも何もかもが全部透かし見える稽古は心地よい、また過酷なひとときかも。参加どうぞ。
★ 過去作品なので、今回は動画のみ公開する。
「真夜中の動物園、天から降るのは金平糖」より身体表現まで。
追って、歩くの身体表現をアップする。
以上