2014/10/20
小雨。開かれた稽古場より帰宅。本日は音のDubさんは復帰したもののまたまたマンツーマンの濃い稽古だった。稽古後食べたいものを訊くと悠平が「オムライス」と言ったので、検索。辿り着いた町の洋食やさんが「隠れた名店」で最高だった。
参加1名、見学1名。まず「歩く」から。前回から想像力を必要とするスキルに上げている。前回はイメージを見ていく止まりだったことにアドバイスして、その時の感覚と感情を掴む事として開始。今回は「地獄」スタートして、「そこを歩くことが決められたこと」になっていたので、即止める。「歩きたくない場所に放り出された」ところからの開始とアドバイス。再度。自然と歩きが変わり、声が出始めた。苦しい時間が過ぎた。これは音も共存してほしい課題。音が空気を壊すことがあったので、お願いをした。同じ時間軸の中ではすべても共存は絶対欲しい。今回は一番好きなNYスタジオだったので、照明も入れてみたが機材の反応が鈍くて想うようにいかず。床を這うような動きになってきたところで「身体表現」呻き、蠢き、よい成果が出たね。
次は「観客席を挑発するための訓練」これは作品の中では常に入れてきているシーンだが、その煽り、挑発をしっかり身につけるための訓練である。あたしも参加。ただ、悠平がイマイチ理解できていないことを感じたので、一度止めて、アドバイス。再度。音も入れて貰う。逼迫した空気を創りたかったが今回は空回りの態。またやろう。
次は「感情の箱」次々と箱を開けていく。そこにはさまざまなもの、事件、人、風景、時間が入っている。それに対しての反応の訓練。前回日常でしかなかった箱の中身に変化がみえた。これは良い事。ただ、前半次の箱に移動する間に「手」を考えているのが見えてしまう。スピードをあげることを指示、考える時間を奪ってみると、次第にその時々の発想と反応が見えてきた。まだまだだ。発想の抽き出しを増やすためには?アドバイス。
前半最後はダンス。マンツーマンなので、ダンスの技術的な訓練をしている。前回のアドバイスでかっこ良くなってきたが、まだ身体が理解していないので、さらに教える。次回が愉しみ。早く身体にリズムが入りますように。
後半は作品創り。過去作品を細かく創ってみた。2回。今回はひとり芝居にして創ったので、手応えあったね。音が決着できず、残念。
作品は以前掲載しているので、割愛。動画のみ上げておく。
マンツーマンの時は個人的アドバイスが多いので、細かいことは参加した役者さんだけのものかなと想うので、割愛する。
★ 動画はラスト 台詞〜身体表現〜泣きエンディングまで。
以上。