2014/11/03
思い立って急遽公演を決めたので、スケジュールを空けて稽古、芝居創りに入るために只今24時間格闘中。今日は朝から公演のキャスティングの最後の詰めと文字稿の整理と情報公開と諸々連絡とチラシ撮影の段取りと開かれた稽古場の準備とやり続けた。結果、稽古場に向かう道中で別の仕事の企画書がすっかり欠落したことに気付く。帰宅し、企画書上げて送信。さて、稽古日記を書く。今月は日常訓練をやれると想うし、やりたい。公演に参加する人もアイドリングの意味でも。と考えていくと2回目参加の役者2名と公演参加の若手、見学女子1名が居た。稽古は参加3名、見学2名。
まず「歩く」今回は激怒、怒りの感情。怒るための怒りではダメ、と開始。役者が登場した3秒で止める。舞台の上で準備はしてほしくない。再度。今回は感情をぶつけあって、表現もしてよいということで始めた。闘犬のようにぶつかりあう瞬間はどれぞれに良いのだが、なぜそれがブレイクするのかがわからずわからないままやっているので、止める。説明を加えて再度。夫々にアドバイスした通り、心が動き続けるまで訓練しかないよね。
最後は身体表現に移行。前回参加のときよりは健太がよくなった。ダイキはまだまだ身体表現に繋がって行かない。心が動き始めると手のつけられないやんちゃぶりもチラリと出て魅力あるのに、惜しいねえ。
悠平は公演決定の緊張が今回は稽古中ずっと空回り、また固まりつつある。飛び抜けなきゃ意味がない。老成した表現は要らん。
次は修羅になる。これもファイトでやってみた。怒りをぶつけ合うシーン創り。最高潮に達したらそれを身体表現する。なかなか手強いリアリズム演技の役者さんたちで困った、困った。笑。アドバイスした通り、床を叩いても身体表現になりません。そのうち身体が動き出すかしら。
修羅になるは3組と全員。まだまだ課程だね。
次は「精神病棟A病棟」3連発。狂気を探る。開始。自由に3回違う探り方をしてもらおうと想ったが、1本目であまりに方向を掴み切れていないあやふやなシーンだったので、2回目は指示。「妄想をみてください」
悠平、途中までは丁寧でよかったが、失速。健太は雑なことをしないことはとてもいい。ともかく、弾ける瞬間が早く見たい。ダイキは器用。でも、ウソっぽい器用。笑。妄想もイメージを待ち切れない。集中かなと想う。
前半ダンスバトル。踊る、踊る。とにかく踊る。声を飛ばして踊る、見せる踊りを。踊れ、大いに踊れ。DJDubさんにも曲の繋を要望してみた。公演では劇中のワンシーンとなるとしたら、普段現場で回す構成では役者のダンスと絡んでいけないので、曲の繋にも変化と尺と劇的を求めていきたいので。よろしく。
前半、もうひとつ「観客掛け」をやっておこうと5分。観客への投石はなかなかね。今回は親切な観客ばかり(想像上ですよ)で。ほんわかしたシーンで、実はあたしキライじゃないよ。ダイキの携帯、携帯にはダメ出し。
後半は、今回の訓練を大いに役立てての作品創り。これは実験公演でもやりたい作品なので、細かくお願い出しまで。信じられることにしていかないとね。悠平は様式にならないこと。
以上。しばらくは実験公演への道筋にもなるので、作品公開は控えます。
動画はあげておく。、、、ところがね、ちょいとネタバレ部分なので、今回はダンスバトル、「歩く」にする。ごめんなさい。
公演仕様は、音は再考し、作っても貰いたいものだ。
以上。
ペースを決めて、また参加すればいいよ。積み重ねる。それだけ。