2015/01/19
公演終わり、早速開かれた稽古場を再開した。あたしは公演が終わると翌日には次は何を演ろうかしらん>とずっとそんな年月を過ごしてきたので、今回もまた翌日にはもう次はいつだろうかと想っているわけで、しばし残務整理もしなくちゃいけないし、まずはこの公演に決着をつける。
毎日さまざまな方から感触を聞くことができて、この短い公演の反応としてはものすごく感触を感じている。
見物の中にいてくれた同業者、あるいは異ジャンルの表現者たちの感度の良い感触はこちらも触発される。
逆に、演劇の理屈を押し付けてくる見物もいて、こんなのは、だから、日本の演劇もその観客もダメなのよと絶望する。
今回の役者たちは相当レベルの高い表現に(演技技術的なことを言えば、相当高度なことに挑み苦しんだはず)到達できた。
あたしは一切媚びない演劇を目指したので、いかにもの演劇論や演技論をおっしゃられても「あ、どーも」とすることに決めた。
ちゃんちゃらおかしいから。笑。
さて、開かれた稽古場は参加者なし。では、というわけで総括として、最後に「祭」問う演劇を全編ひとりで演ってきた。
見学1名。動画も撮ってくれたので、身体表現部分だけちょっとだけあげておく。
来週からはまた参加して鍛える役者さんが顕われますように。
精進は一生だから。
お疲れさまでした。セイヤー。「祭」