2015/04/27
開かれた稽古場。最終回。想ったよりずっと平常心のあたし。度胸がついたな、と想い乍ら稽古場へ。たくさんの参加者、見学3名。巡り合わせで最終回を写真撮影してもらった。参加者9名。
ギリギリまで参加の調整をしてくれた役者さんたちもメールをくれた。
それぞれにはお願いもしたが、とにかく集中した良い稽古だった。稽古場は最低限この集中があったればこそ、ということ。みんな本物を目指すに値する成果も見せてくれた。Kなは残り3回からの参加ということもあり、ここからどこを目指すのかだけれど。
千景も麗奈もこうして集中すれば弾けるいいものを内包しているのだから、継続すること。健ちゃんには是非うちの芝居に出て欲しい。よい。マイケルの不思議さは大陸的で大好き。光ちゃんはやはり魅力的であり、まだまだ一緒に芝居がしたい。ダイキはここからも日々積み重ねてほしい。愉しみ。悠平は長いものに巻かれる時間が無駄、続けなくちゃ、殻を破るのに毎回苦労することになる。串間くんとの出逢いは宿命を感じる。唯一無二の役者さんになったよね。良い稽古、うんうん。ありがとう。
この長い稽古場、節目になるとかならず顕われたmimiさん。今回もいつのまにか見物してくれていて嬉しかった。Dubちゃんの支え、何よりも大事に想う音についてあーでもこーでも言うあたしによくぞつきあってくれた。
さて、稽古内容か。今回は「極限の函」というオリジナル課題。ずっと探り続けている「発狂」に辿り着くために。心を動かし続けていくもの。手応えを感じて動き続けてくれたので、正解ではなく、「信じられること」がたくさん。これは幸せな現象だった。約1時間。
後半は作品創り。同じ作品を繰り返している。繰り返すことであたしにも細部も見え始めて、創り甲斐があった。
最後は「愛」を探る。恒例相関図。うーむ、これはどうにもこうにも、最後までうまくいかなかったな。胸を熱くする、愛を乞う、愛する。そんな日常を過ごしていかないとね。経験と想像と夢と希望と願望と、魅力的な人間であること、かしら。
というわけで、おしまい。今までありがとう。
今後は芝居創りのためにさらに上を目指して精進するために、スキルアップを目指した稽古場を新たに始める。告知は今しばらく時間をください。
★今回の動画。うちの稽古場は実はさまざま誤解もされてきた。けれど、精進を重ねることで心を動かし、心から言葉を発することで、セリフも進歩していくってこと。作品より「セリフ部分」を上げる。全員ステキな活きた言葉を話しているので、是非大声を出して叫んでいるだけというような偏見は封印していただきたい。